こんにちは、ノートPC評論家のタカフです。
本記事では、「VAIO VAIO S13」の特徴やスペック、そして僕の個人的評価を記しています。
少しでもあなたのパソコン選びの参考になれば幸いです😊

タカフ
VAIO VAIO S13 の概要
VAIO S13は約1kgという軽量ボディと最大約21時間のカタログ駆動時間を武器にした、ビジネス向けモバイルノートです。16:10の縦長ディスプレイやLANポートを含む充実したインターフェース、顔認証+指紋認証のデュアル生体認証など、ビジネスシーンで「あったらいいな」がしっかり揃っています。
一方でCPUは省電力のCore 7 150U系で重い処理は苦手、キーボードバックライト非搭載、タッチパッドのクリックが分離型と、細かい部分で惜しさも感じます。毎日持ち歩いてオフィスや外出先でサクサク使いたい人には心強い一台ですが、動画編集やゲームなど負荷の高い作業をメインにする人には向きません。
ビジネスシーンに強いPCです
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| OS | Windows 11 Home |
|---|---|
| CPU | Intel Core 3 100U / Intel Core 5 120U / Intel Core 7 150U |
| メモリ | 16GB / 32GB / 8GB |
| ストレージ | 1TB / 256GB / 512GB |
| ディスプレイ | 13.3インチ / 1920x1200 |
| バッテリー時間 | 21.0時間 |
| 重量 | 1.02kg |
| 本体サイズ | 299.3x221.1x19.6 mm |
| インターフェース | USB-A × 2 (5Gbps) USB-C × 2 (10Gbps/PD/映像出力) HDMI × 1 LAN (RJ-45) × 1 イヤホンジャック × 1 |
| Office有無 | ✖ |
VAIO VAIO S13 の良い点・気になる点
-
- 😍良い点
- 約1.02kgの軽さで、毎日の持ち運びでも負担になりにくい
16GBの大容量メモリで、複数作業を同時に進めても重くなりにくい
カタログ約21時間駆動+省電力CPUの組み合わせで、バッテリー切れを気にしにくい
16:10の縦長画面で、作業領域が広く見やすい
ポートが充実していて、変換アダプタに頼りにくい
-
- 🤔気になる点
- 重いゲームや本格的な動画編集には向きにくい
高負荷時はファン音が気になることがある
VAIO VAIO S13 の実機レビュー
それでは、VAIO S13 (VJS136シリーズ) の実機レビューを見ていきます。今回レビューで使用したのは、以下の構成です。
| 項目 | レビュー機の構成 |
|---|---|
| CPU | Intel Core 7 150U |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 512GB SSD |
| ディスプレイ | 13.3型 (1920x1200, 60Hz) |
| グラフィックス | Intel Graphics |
※販売時期や購入先によって構成が異なる場合があります。
デザイン
デザインから見ていきましょう。今回はブラックカラーなんですけど、形状もかなりスタイリッシュで薄型なので、その分スタイリッシュさはしっかり出ていますね。カフェや会議室で取り出してもサマになる雰囲気です。
ブラックカラーのボディ
天板には美しいVAIOのロゴ。昔ながらのあのロゴです。僕的にはこのロゴけっこう好きなんですよね。20年近くVAIOを使ってきたユーザーとしては、一目見て「VAIOだ」とわかるこのデザインはやっぱりテンションが上がります😄
天板のVAIOロゴ
厚みはすごく薄くて、カバンへのしまいやすさも申し分ないレベル。スッと入ってスッと出せる感じです。
薄型のシルエット
裏面はプラスチッキーな感じで、ここだけは少しチープさを感じます。ただこれは軽量化のためのトレードオフだと思っていて、天板や側面はカーボン系の素材で意外と剛性感があるんですよね。裏面は割り切って軽さを取った、という設計思想でしょう。
裏面はプラスチック素材
カバーの開閉も特筆ポイントで、左手を軽く添えるだけで片手でも開けられるヒンジ調整になっています。「昔のVAIOは両手前提だったよな…」と思いながら触ると、これは地味にうれしい進化ですね。しかも180度フラットまで開くので、机に向かい合った相手に画面を見せる場面でも活躍します。
片手で開けられるヒンジ
180度フラット開閉対応
持ち運びやすさ
実測で1040g。カタログ値の約1.02kgとほぼ一致で、これは1kgクラスの軽量モバイルノートとして文句なしの数字ですね。片手でひょいと持ち上げても全然苦にならない重量感で、オフィスでも自宅でも「ちょっと持ち歩こう」が気軽にできます。
実測1040g
一方で充電器は実測226g。本体が軽い分、充電器のズッシリ感が少し気になります。ACアダプター本体・ケーブル・電源ケーブルが3分割構成になっているので、正直そのまま全部持ち歩くのは少し面倒。幸いUSB-C充電対応なので、外出時は小型のUSB-C充電器に置き換えてしまうのがおすすめですね😌
充電器は実測226g
片手持ちでもすごく持ちやすく、1kgを切るかどうかのラインまで来ると「持っている感」が別次元になりますね。腕への負担がほとんどないので、移動しながらさっと取り出すシーンでも快適です。
片手でも楽に持てる
ディスプレイ品質
色合いはとても良くて見やすいです。パネルの種別は明記されていませんが、違う角度から覗いても色が変わらない広視野角なので、おそらくIPS液晶だと思われますね。複数人で画面を覗き込む場面でも、みんな同じ色味で確認できます。
色合いが自然で見やすい
視野角が広くて見やすい
タッチパネルは非対応ですが、このモデルはそこを売りにしていないので割り切りポイントですね。
解像度1920×1200、アスペクト比16:10の縦長ディスプレイは「やっとVAIOもここに来たか!」という感じで個人的に大歓迎です。ExcelやWebページを縦にスクロールする回数が減って、実際の作業効率が上がりますね。
左は昔のVAIOだが本機(右)は16:10で領域が広くなってます
ノングレア液晶なので蛍光灯や窓の光の映り込みがほとんど気にならないのも◎。オフィスや明るいカフェでも画面が見やすいままです。
ノングレアで映り込み少なめ
キーボードの打ちやすさ
アイソレートキーボードでキー一つ一つがしっかり独立しており、レイアウトはかなり美しいですね。Enterキーの形もよく、上下左右の矢印キーも使いやすいサイズ感です。各キーの表面もしっとりとした触り心地で、プラスチッキーな安っぽさがないのはポイント高い。
アイソレートキーボード
ただ打鍵感については正直に言うと、ちょっとチープな印象を受けました。高級機種のような「パチパチッ」とした剛性感はなく、軽量化のトレードオフかなという感じです。好みにもよりますが、本格的なタイピング好きには少し物足りないかも。あと、バックライト非搭載なので暗い場所での作業はちょっと難しいですね。これは残念ポイント。
キーの触り心地は良好
しかし、ディスプレイをあけるとこのようにキーボード面が斜めになるのでその分の打ちやすさは増します。これはVAIOの得意なところですよね。
キーボードが斜めになるのは打ちやすさ◎
タッチパッドの使いやすさ
タッチパッドの滑りはとても良く、指の動きに素直に追従してくれます。ただ、最近のトレンドである大型タッチパッドと比べるとサイズが小さめかな、というのは正直なところ。3本指でのジェスチャー操作はしっかり対応していて、ウィンドウ切り替えなどは快適ですね。
タッチパッドは滑りよし
ジェスチャー操作も対応
気になったのは左右クリックがタッチパッド下部の物理ボタンとして分離していること。最近のノートPCはタッチパッド全体をクリックできるものが多いので、これは僕的には好みじゃないですね。慣れの問題ではあります。。。
処理性能
PCMark 10の総合スコアは5708。普段使いではストレスを感じにくく、仕事・Web閲覧・オンライン会議も安心してこなせるレベルですね。すごく高性能というわけではないですが、一般的な作業では十分快適です。
PCMark10スコア5708
| 総合スコア | 評価感 | 実際の使い勝手(イメージ) |
|---|---|---|
| ~4,000 | 最低限 | Web閲覧や簡単な作業は可能。複数タスクやタブを多く開くと重さを感じやすい。 |
| 4,000~5,000 | 軽作業向け | 日常作業は可能だが、複数アプリの同時使用では待ち時間が出やすい。 |
| 5,000~6,500 | 快適(主流) このPC | ほとんどの作業がストレスなくこなせる。仕事・学業・オンライン会議も安心して使える。 |
| 6,500~8,000 | 高性能 | 複数作業も余裕。軽い写真編集やプログラミングなどにも対応できる。 |
| 8,000~ | かなり高性能 | 動画編集など重めの処理にも対応。長く使える性能で不満を感じにくい。 |
※PCMark 10は総合的な快適さを示す指標です。実際の体感はCPU・メモリ容量・SSD速度などによって変わる場合があります。
Cinebench 2026のマルチスレッドスコアは1453で、軽作業向けの性能という位置づけです。日常的な用途では問題ないですが、重めの処理はやや苦手意識があります。
Cinebench2026スコア1474
| スコア | 評価感 | 実際の使い勝手(イメージ) |
|---|---|---|
| ~1,000 | 最低限 | 軽い作業は可能だが、重い処理や複数作業では力不足を感じやすい。 |
| 1,000~2,000 | 軽作業向け このPC | 日常用途はこなせるが、負荷の高い処理では待ち時間が出やすい。 |
| 2,000~3,000 | 快適(主流) | 仕事・学業・オンライン会議などは十分快適。多くの人にはこのクラスで十分。 |
| 3,000~4,000 | 高性能 | 複数作業や軽〜中程度の編集、開発用途にも対応できる余裕のある性能。 |
| 4,000~ | かなり高性能 | 動画編集や重めの処理もこなしやすく、CPU性能で不満を感じにくい。 |
※Cinebench 2026はCPUのマルチコア性能を測る最新の指標です。R23よりスコアが低めに出るため、直接比較はできません。
3DMark Steel Nomad Lightのスコアは1025。グラフィック処理は得意ではなく、軽めのゲームであれば遊べますが、重いゲームや本格的な3D処理はきついですね。
3DMarkスコア1025
| スコア | 評価感 | 実際の使い勝手(イメージ) |
|---|---|---|
| ~400 | 最低限 | 3D性能はかなり控えめ。ゲーム用途にはあまり向きにくい。 |
| 400~900 | 軽い3D向け | 軽めのゲームや低負荷の3D処理なら対応可能。 |
| 900~1,500 | 普通(主流) このPC | 内蔵GPUとしては標準的。軽〜中程度のゲームを設定次第で楽しめる。 |
| 1,500~2,200 | 高性能 | 内蔵GPUとしてはかなり強め。ゲームや3D処理も快適にこなしやすい。 |
| 2,200~ | かなり高性能 | 軽量PCとしてはトップクラスの3D性能。余裕のある描画性能。 |
※3DMark Steel Nomad Lightは軽量PC・内蔵GPU向けの3D性能指標です。Time Spyとはスコアレンジが異なるため、直接比較はできません。
ストレージのCrystalDiskMark Readは5026 MB/sで爆速ですね。ファイルの読み込みや保存はかなりストレスなく使えます。
SSD読込5026MB/s
| スコア | 評価感 | 実際の使い勝手(イメージ) |
|---|---|---|
| ~600 MB/s | 最低限 | HDDよりは速いが、最近のSSDとしては控えめ。アプリ起動や読み込みはやや遅く感じることがある。 |
| 600~1,500 MB/s | 普通 | 日常用途では問題ないが、最新SSDと比べるとアプリ起動や読み込み速度はやや見劣りしやすい。 |
| 1,500~3,500 MB/s | 快適(主流) | アプリ起動やファイル読み込みがスムーズで、普段使いでは不満が出にくい。 |
| 3,500~5,500 MB/s | 高速 このPC | 大きなデータの読み込みやアプリ起動もかなり快適。上位クラスのSSDらしい速さ。 |
| 5,500 MB/s~ | かなり高速 | 高速なNVMe SSDらしい性能で、重いデータを扱う場面でも待ち時間を感じにくい。 |
※CrystalDiskMarkはストレージ(SSD)の速度を測る指標です。PC全体の性能ではなく、主にアプリ起動やファイル読み込みの速さに影響します。
バッテリー持ち
バッテリー評価:長め
実測バッテリー容量は約51Wh。多くも少なくもない容量ですが、省電力のCore 7 150Uが効いていて、カタログ上の最大アイドル駆動時間は約21時間となっています。軽めの作業中心なら外出先でも使いやすい部類で、「充電どこかにあるかな…」とソワソワしながら使う必要がほとんどないのは助かりますね。高負荷な作業や動画連続視聴では減りが早くなることがあります。
バッテリーレポート約51Wh
充電はUSB-C対応なので、純正のACアダプターをそのまま持ち歩く必要はないですね。小型のUSB-C充電器と組み合わせれば荷物をかなり軽量化できるので、外出時はぜひ試してほしい使い方です。
USB-C充電に対応
ファン音と発熱
アイドル時は20db以下でほぼ無音で、静かな部屋でも全然気になりません。
アイドル時はほぼ無音
ただ負荷をかけると、ファン音はかなりしますね。44dBまでいきました。VAIOはもともとファン音が大きめな印象がありましたが、このS13も例外ではなく、主観的にもちょっとうるさいなと感じます。静かなオフィスや図書館で重い処理を走らせると、周りの目が少し気になるかも。
負荷時はファン音が目立つ
さらに気になったのが排気口の位置。最近のノートPCは本体後方に排気口を配置するものが多いですが、このS13は左側面から排気します。左手を置いておくと温風が手に当たってちょっと不快感があるので、左側に手を置くスタイルの人は注意ですね(あまりないかも?😏)。
排気口は左側面
端子の充実度
ポート構成は、USB-C×2(DisplayPort Alt対応)、USB-A×2、HDMI×1、有線LANポート×1、イヤホンジャック×1と、ビジネス向けノートらしい充実っぷりです。「さすが日本メーカーだな」と感じる部分で、変換アダプタに頼らずに済むのが本当に助かります。
左側面のポート類
右側面のポート類
HDMIから4Kモニターへの出力も60Hzで問題なく動作しました。これなら大画面で作業するシーンでも困らないですね。
HDMI経由で4K出力OK
さらにUSB-Cを使えば4Kモニター2枚への同時出力も可能。本体ディスプレイ含めて3画面構成も実現できます。モバイルノートでここまでできるのはなかなかすごいですね😲
USB-Cで4Kデュアル出力
Webカメラの実用性
有効画素は92万画素で、一般的な内蔵カメラと同等レベル。若干暗めかな、とは感じましたが、ビデオ通話には全く問題ない性能ですね。
Webカメラの映り
特筆したいのがプライバシーシャッターの存在。物理的にカメラを遮断できるので、「会議外でカメラが動いてたらどうしよう」という不安を根本から解消してくれます。これはビジネス用途では地味にうれしい機能ですね。
プライバシーシャッター搭載
スピーカー音質
薄型・軽量ノートにしては低音もそこそこあり、響きも感じられます。主観ですが、アマプラや映画視聴でも普通に楽しめるレベルで、「このサイズでここまで出るか」という印象でした。
スピーカーの音質は良好
セキュリティ機能
顔認証と指紋認証の2種類の生体認証に対応しています。フタを開けるだけで顔認証が走りますし、電源ボタン兼用の指紋センサーで触れるだけでログインも可能。この価格帯で両方対応しているのはなかなかレアで、ここは素直にメリットとして評価できますね。
価格
これだけの機能を搭載してコストは悪くない方だとは思います。ただ、Core 7 150U+メモリ32GBの構成まで上げていくと、価格帯はそれなりに上がってくるので、コスパが突出して良いとは言えないですね。全体的にPCの値段が上がっているご時世の話ではあるんですが、「割安感がある!」とは言いづらいのが正直なところかも。
総評
VAIO S13は、約1kgの軽量ボディ・長バッテリー・充実ポートという三拍子が揃ったビジネス向けモバイルノートです。スタイリッシュな外観でオフィスや商談でもサマになり、LANポートや生体認証2種対応など、ビジネスシーンの「痒いところ」もしっかり押さえています。正直、キーボードバックライトなし・高負荷時にファン音大きめなど細かい惜しさはありますが、それでも毎日軽いPCを持ち歩いてバッテリーを気にせず仕事したい人には、選んで損はない一台ですね。
✅ こんな人におすすめ
- 毎日ノートPCを持ち歩く人
- 外出先で電源を気にしたくない人
- 会議や授業ですぐ接続したい人
⚠️ こんな人は注意
- 重いゲームや動画編集が目的なら避けたい
- 静かな場所でメインに使う人は注意
軽さとバッテリーで選ぶビジネス向け国産モバイルPCと言えるでしょう!
VAIO VAIO S13 の最安価格
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