どうも、タカフです。
2018年12月頃にAWSの資格試験であるシステムアーキテクトアソシエイト(SAA)に合格しました。
せっかくなのでその受験記録を公開していきたいと思います。
何故受験したのか
IT業界に長いこといると、IT系資格の取ったほうがいい派と取らなくてもいい派の人達をたまに目にします。僕はどちらの派閥かというと、圧倒的に取ったほうがいい派です。資格なんて無いよりは有ったほうがいいに決まっています。
IT系の資格試験のメリットは大きく2つありまして、
- 資格勉強することでその専門知識を体系的に習得できる
- ITという目に見えない専門スキルを対外的に証明することができる
だと思っています。
僕はAWSは業務でそこそこ使ってはいましたが、どうしてもネットで情報を集めながらの知識のままになっている部分があり、点と点で覚えている部分があったので、このあたりを体系的に習得したいというのが一番の受験理由でした。
とはいえ、やはり一番いいのは資格よりは開発実績と開発経験です。資格は手段であり、よく言われる手段が目的になってはいけないというのが肝に銘じている所存でございます。
試験の概要や料金は?
AWSシステムアーキテクトアソシエイトの試験概要や料金は2019年4月現在以下のようになっています。
試験の概要
複数の選択肢と複数の答えがある問題
試験時間: 130 分間
試験は英語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字) で受験できます。
模擬試験受験料: 2,000 円(日本語版 / 税別)
本試験受験料: 15,000 円(日本語版 / 税別)
受験料は税込みで16,200円ですね。
合格後に受ける上記のメリットを享受できると考えれば安いものです。模擬試験は受けていません。
AWS試験の勉強方法
僕はAWS SAAをどうやって勉強したかというと、基本の勉強法は問題集を解きまくる!です。
恐らくどんな試験にも言えることだと思うのですが、インプットよりはアウトプットが大事です。
AWSの公式資料を読むだけでは厳しくて、こういう問題が出てきたらこういう解答になる、というクセをつけるのです。
僕はネットの情報を漁って有料・無料の問題集をかき集めて300問くらいを5回くらい繰り返しました。保証はできないですがこれやれば90%くらいの確率で受かると思います。
AWSの公式資料というとブラックベルトセミナーの資料があるのですが、(こちらです↓)
https://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/aws-jp-webinar-service-cut/
僕はこれを読むのは、問題集を解いて間違った問題に対してより深い理解する時でした。そういう意識で読むのでわりと楽しく読むことできました。通勤時間の間では、解く練習はなかなか難しいものがあったので読んでインプットすることに専念しました。
ただ、もしインプット中心で勉強したいということでしたら、公式資料はたくさんあるのでピンポイントで読んだ方がいいです。それは、AWSから試験ガイドというものが公開されているので、その中に書いてある試験における比重を目安にして読むといいです。当然一番比重の大きい分野の知識をインプットするのが一番効率的というわけです。
2019年4月現在下記のようになっていました。
分野 | 試験における比重 |
分野 1: 回復性の高いアーキテクチャを設計する | 34% |
分野 2: パフォーマンスに優れたアーキテクチャを定義する | 24% |
分野 3: セキュアなアプリケーションおよびアーキテクチャを規定する | 26% |
分野 4: コスト最適化アーキテクチャを設計する | 10% |
分野 5: オペレーショナルエクセレンスを備えたアーキテクチャを定義する | 6% |
合計 | 100% |
どこで受験したのか
銀座の銀座CBTS歌舞伎座テストセンターという会場で受験しました。自宅から一番近かったし、中もキレイでよかったです。
試験中は、カバンや携帯などの持ち物を全てロッカーにしまって身一つで受験します。上記画像にあるように試験端末が設置してあって、ここで表示される問題に対してマウスだけで解答を選択していきます。
気になるスコアは?
スコアの計算方法は少しだけ特殊で、
100 から 1000 の間の値で示されます。合格に必要な最低スコアは 720 です。
という中で849でした。まずまずの成績だったのではないでしょうか。
最後に一番大事なアドバイス
今からAWS SAAを受験する上で一番大事なアドバイスを言います。
それは、まず最初に試験の申し込みをすることです。
AWSの試験は自分でいつでも試験申し込みができてしまう形式の試験です。
応用情報技術者試験等のIT系国家資格は春と秋で試験日が決まっているので、なんとなく試験に向けて準備をするのですが、このいつでも試験日を決められるスタイルの試験は、なかなか試験日が決まらないと試験勉強するモチベーションがあがりません(笑)。。
僕はある程度知識をつけてから受験しよう、と思っていて1年が過ぎていました(笑)。
同じように考えている人がいれば、是非まず最初に試験の申し込みをすることをオススメ致します!
現場からは以上です。