Android開発者としてはまだ初心者ですが、その中でもとりわけよく使うadbコマンドをここに記しておきます。
(この記事はWindows環境で実施した記事になります)
※adbコマンドを使う時は事前にadb.exeのフルパスを環境変数Pathに追加しておいてください。
接続されている実機の一覧を表示
> adb devices
まずは、Android端末がPCに接続されていないと話にならないので、
このコマンドで接続端末があるかを確認します。
apkファイルをコマンドからインストール
> adb install -r [ファイル名]
ファイル名はapkファイルです。
よくやるのがapkファイルのあるフォルダをエクスプローラーで表示して、
そこでアドレスバーのところで「cmd」を入力してEnterを押すと、
そのフォルダに移動した状態でコマンド・プロンプトを開いてくれます。
apkファイルをコマンドからアンインストール
> adb uninstall [パッケージ名]
パッケージ名は、com.example.wwwとかです。
しかしここでパッケージ名の正式名称を思い出せなかったりすることもあるので、
その為に以下のコマンドを使います。
インストールされているパッケージ名のリストを出して、絞り込みを行う
> adb shell pm list packages -f | grep -i [パッケージ名の一部]
これでパッケージ名のかすかな記憶で入力すればOKです。
正式名称が表示されます。
Windows環境でgrepはないのですが、GITをインストールする時のオプションで、
「Use Git and optional Unix tools from the Windows Command Prompt」
を選べば、Pathも通って有名どこのunixコマンドが使えるようになります。
ShearedPreferenceのデータを消す
> adb shell pm clear [パッケージ名]
開発中に、アプリデータのShearedPreferenceをリセットしたくなる時がありますが、
そういう場合に便利です。
これだけ覚えておけばとりあえずの開発はいけるかと思います。
現場からは以上です。