音質はどう?AirPodsとの違いは?AirPods Pro実機レビュー!

「AirPods Proってどう?音質は良い感じ?普通のAirPodsとの違いは何?」
「AirPods Proを買う時にAppleCare+はつけておくべき?」

こんにちは、タカフです。

今年の7月にAirPods Proを購入しました。

元々ノーマルAirPodsを使っていたのですが、約2年半の間使っていたらさすがにバッテリーがへたってきて2時間ももたなくなった為、新しいAirPodsへと買い替えることにしたのです。


AirPodsちゃんお疲れ様でした😌

次もノーマルAirPodsでも良かったのですが、ノイズキャンセリング機能防水性能が僕の使い方にめちゃくちゃ活躍しそうだなぁと思って今回は『AirPods Pro』を選択しました。

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Amazonで購入してます。今回はAppleCare+もつけてますが、その理由は後ほど。

本記事では、AirPodsとAirPods Proの両方を買ってみた僕が、実際にAirPods Proを3ヶ月程使ってみたどうだったのか・AppleCare+はつけるべきかをレビューしていきたいと思います。

因みに僕のAirPodsの使い方を紹介しておきますと、

  • ランニング時のBGMとして
  • 作業場所用のBGMとして
  • 移動中にYouTubeやAmazon Primeの映画を見る時

等が主な利用シーンです。

もしあなたもイヤホンを同じ様な使い方をしているなら、この記事は微力ながらお役に立てるかもしれません。

読み終えた頃には『AirPods Pro』というものがどういうものかわかることでしょう。

それでは参りましょう。

AirPods Pro のスペックと主な機能

まずは簡単にAirPods Proのスペックをおさらいしておきましょう。

わかりやすいようにノーマルAirPodsとの比較も兼ねてます。

項目 AirPods Pro AirPods
形状 カナル型(選べるイヤーチップ) インナーイヤー型(ワンサイズ)
ノイズキャンセリング
耐汗耐水性能
1回の充電の再生時間 最大4.5時間 最大5時間
充電ケース ワイヤレス充電 ワイヤレス充電または有線充電
重量 5.4g(ケースは45.6g) 4g(ケースは40g)
価格(税抜) 27800円 22,800円 / 17,800円

このようにProというだけあってAirPods ProはノーマルAirPodsに比べてかなり優秀なイヤホンとなっています。

特にノイズキャンセリング機能があるだけでもその価値はあるのかなと思っています。

本記事の結論としてはAirPods Proの方がオススメだよって話なのですが、それが何故なのかを以下より説明していきます。

AirPods Pro と AirPods との違い

ノーマルAirPods と AirPods Pro との明確な違いを説明します。

インナーイヤー型かカナル型か

ノーマルAirPodsがインナーイヤー型で、AirPods Proがカナル型となっています。

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左がインナーイヤー型のAirPods、右がカナル型のAirPods Pro

インナーイヤー型は耳に引っかけるような感じで、カナル型は耳栓のように耳の奥まで押し込むような感じです。

AirPods Proは耳の奥まで入れてシリコン部分のイヤーチップがフタをしてくれるような感じなので遮音性に優れています

その為、この形状の違いだけで音が漏れにくい分AirPods Proの方が音質に分があると言えます。

対してノーマルAirPodsは音漏れしやすいとも言えます。実際大きめの音にするとわりと周りからも聞こえます。

耐汗耐水


AirPods Pro + AppleWatch + NIKEズームフライは快適ランニングをする3種の神器やっっ!

AirPods Proは耐汗耐水(IPX4)となっています。

IPX4がどれぐらい水に強いかでいうと「あらゆる方向からの飛沫による影響がない」レベルなので水没などは完全にNGなのですが、
ランニング中ずっと装着していて汗がかかっても大丈夫と言えます。

しかしノーマルAirPodsはこの耐汗耐水に対応していません

一見ノーマルAirPodsの方が形状的に大丈夫なように見えるのですが、実はノーマルAirPodsは濡れるのはNGなんですよね。

因みに僕はノーマルAirPodsを2年半の間がっつりランニングにも使っていましたが、一度も壊れたことはありませんでした。

とはいえAirPods Proのこの耐汗耐水は魅力的ですよね。

ノイズキャンセリング

AirPods Proにはノイズキャンセリングという機能を備えています。

これは簡単にいうと、周りの音をかき消してくれる機能です。

これをなかなか文字でお伝えすることが難しいのですが、これは本当に感動します。

本当に外からの音を打ち消してくれます

さらにAirPods Proはカナル型故に耳の穴を密閉しますが、
外の音を聞こえるようにする外部音取り込みモードというのもあります。

ノーマルAirPodsは良くも悪くも外からの音は結構聞こえていましたね。

空間オーディオが使える

ノーマルAirPodsにはなくてAirPods Proにあるものとして「空間オーディオ」というものが使えます。

これはイヤホンとしては2つの音しか出ていないはずなのに、ソフトウェア処理によりあたかも全方位から音が聞こえてくるような感覚を味わえる機能です。

Apple TVの映画予告でも体験することが出来るのですが、まるで映画館にいるような音響を味わえます

ただし、現在はApple TVというアプリでしか使えない為、こちらを実際に使う機会はまだ先のようです。

いずれはNetflixやAmazon Prime Video とかにも対応してくれると映画の視聴体験がガラッと変わるはずですね。

AirPodsはタップ、AirPods Proはクリック


ノーマルAirPodsの時はその押しにくさ故にあまりタップすることはなかったな。。

ノーマルAirPods上で操作する時はAirPods自体の棒のをタップするのですが、これが僕的には結構使いにくかった。。。
意外と反応しないことがあるのです。

でもAirPods Proの操作は棒部分をクリックしているような感覚で操作することが出来ます。

これがしっかりと押している感覚があって非常に操作感が良いです。

ノイズキャンセリングのON/OFFもこれで操作できるのですが、とってもわかりやすいです。

AirPods Proは耳のサイズを問わない

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イヤーチップは落ちにくい構造なのでよく無くしていた僕には助かるンゴ

ノーマルAirPodsは1つの形状しかないので、耳の小さな人には入りにくかったり、耳の大きな人には抜けやすいというデメリットがありますが、
AirPods Proはカナル型というのもあり耳に入れるイヤーチップと言われるシリコン部分を変えることが出来るのである意味どんな人の耳にも合います

耳が小さい人も大きい人もジャストフィットできますね。

AirPods Pro のここが良かった5つのポイント

ここでは僕がAirPods Proを実際に3ヶ月使ってみて素直に思った事をお伝えします。

ノイズキャンセリングは無音で集中したい時にもいいじゃん

これは実際に使ってみて思ったんですが、ノイズキャンセリング機能は音楽や映画を楽しむ時の外部音を遮断する以外にも使えます

何が言いたいかというと、何も音を流さないでもノイズキャンセリング機能は使えるので、勉強や仕事等で集中したい時に無音でノイズキャンセリングを利用するという使い方が出来るのです。

これは、外で仕事をしているけど周囲の雑音が気になる、でも別にBGMを聞きたくはない、というシーンで使えます。

完全な無音というわけにはいかないのですが、何かを集中したい時には非常に便利です。

スポーツでの激しい動きでも落ちない


AirPods Proはランニング中も安定抜群です

僕はAppleWatchとAirPods Proを身につけてランニングに出かけますが、ノーマルAirPodsに比べてAirPods Proは耳から落ちにくいというのが良かったです。

ノーマルAirPodsは耳の中にスポッとはめているような感じですが、AirPods Proはカナル型というのもあり耳に密着するような感覚です。

なので激しい動きをしていても落ちる可能性は低いですし、ずれることもありません。

しかも、AirPods Proには外部取り込みモードというのがあり、外の音が聞こえるモードにもすることが出来るので、ちゃんと車の走ってくる音も聞こえる為安全面にも優れています。

さすが研究開発費に莫大な費用を投資するApple。よく考えられて作られてます。

電車等のうるさい環境でもキレイに聞こえる


これは電車のホームでの撮影ですが、ホームですら静寂に包まれます。

ノーマルAirPodsではこれが出来なかった。

ノーマルAirPodsは良くも悪くも周りの音がよく聞こえてくるのです。

これで困るのが電車の中ですね。電車の中はけっこう色々な音が聞こえてくるので、ノーマルAirPodsで何か聞いている時は必要以上に爆音にして聞いていました。

大体音量の70%くらいでしょうか。そうしないと電車の中ではiPhoneからの音が聞こえづらかったんですよね。

これ、今思えば必要以上に爆音にしているわけだから耳にとってもよくないですよね。

ですがAirPods Proは違います。こういった周りの音がうるさい環境では特に真価を発揮します。

ノイズキャンセリングがあるので周りの外部音は入ってこないようにして、スピーカー音量としては必要な分だけにしておけばよいわけです。

電車の中で映画見るには最高の環境の出来上がりです。

集中するので乗り過ごし要注意です🤣

ビデオ会議に大活躍

このご時世なのでリモートワークが増えてビデオ会議の機会も増えました。

そんなビデオ会議の時にもこのAirPods Proは活躍します。

ノイズキャンセリングのおかげで相手の声がよく聞こえるし、高性能なマイクのおかげでこちらの声も相手にはっきりと届きます。

ノートPCのスピーカーやマイクだけだとどうしても”音の遅延”を感じますが、AirPods Proならばあたかもそこにいるかのように会話することが出来ます

しかも、ワイヤレスなのでケーブルのわずらわしさ等もありません。

実際最近はテレビでもAirPods Pro が使われているシーンをよく見ますね。

テレビ東京の「有吉いいeeee」を見てるとその信頼の高さ故なのか全員がAirPods Proを使っているのがわかります。

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テレビ収録でも使われているというのは信頼度が高い証拠ですよね

外でのビデオ通話もノイズキャンセリング機能との相乗効果で快適極まりないです。

ワイヤレス充電なので置くだけで充電OK

AirPods Proは標準でワイヤレス充電に対応しています。

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ANKERのこの充電器に置くときはAirPods Proを逆さまにすると充電出来ます

ノーマルAirPodsは有線充電ケースとワイヤレス充電ケースの2種類ありますが、AirPods Proはワイヤレス充電のみとなっています。

iPhone7以降ワイヤレス充電となっていて、大分自分のデスク周りもワイヤレス充電機器が増えたので標準でワイヤレス充電になっているのは助かります。

AirPods Pro のここが良くなかった2つのポイント

あまりオシャレじゃないよな

ノーマルAirPodsは、発売当時は耳からきしめんなんて言われてたりもしてましたが、見慣れてくると1周回ってなんだかあれを装着しているとノーマルAirPodsはオシャレな感じすらします

しかしAirPods Proはなんか短くなってしまってちょっとオシャレじゃないんですよね。

何か、何かダサい気がするのです。

こちらもいつかは見慣れてくるのでしょうか。

若干ながら圧迫感があるね(但し慣れる)

ノーマルAirPodsに比べてAirPods Proは装着した時に若干の圧迫感が少しある気がします。

これはカナル型イヤホンの宿命ですね。

ただしこれは慣れてきます。

もしAirPods Proを買ってすぐにレビュー記事を書いていたとしたらこの件に関してひどく書いてしまうのかと思いますが、3ヶ月使ってみたら慣れてきて今では快適な装着感です。

むしろノーマルAirPodsの方が不安定な感じすら覚えます。

人間って身勝手な生き物です😉

AirPods Proはどこで買えばいい?価格を比較してみました

AirPods Proはどこで買えばいいかというと、これはやはりAmazonでいいと思います。

2020年11月現在、各ストアの価格は以下の通りです。

ストア 価格(税込)
Amazon 28,980円
Apple Store 30,580円
楽天 28,600円

Apple Storeは定価ですが、Amazonだと1,600円安いです。

楽天だとさらに300円安いですが、有象無象のショップが出てきてどうにも安心出来ないのでAmazonでいいでしょう。

それに、AmazonだとAppleCare+もセットで買いやすいです。

Apple Care+ は入るべき?

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さて、AirPods Pro を購入する時に必ず迷うことになるのが、

Apple Care+の補償をつけるか問題」です。

結論から言うと、Apple Care+はつけておいた方がよいです。

何故なら、Apple Care+をつけておえばバッテリー劣化した時にバッテリー交換してもらえるからです。

Amazonで買う時のAppleCare+セットにすると +5,340円 となり割高感があるのですが、AppleCare+の補償の特徴をまとめると、

  • 2年間の補償延長
  • 過失や事故による損傷に対する修理が3700円で受けられる
  • 保持容量が本来の容量の80%未満になった場合のバッテリー修理

というのがあります。ここで大事なのがバッテリー修理です。

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AppleCare+に入っていればバッテリーが80%未満になったら(交換?)修理してもらえる!

ノーマルAirPodsを2年間半使ってみて僕の経験談としては、AirPodsのバッテリーは結構劣化しやすいです。

あんな小さな筐体に入っているバッテリーなので、へたりやすいのも理解出来ます。
バッテリーが劣化してしまったAirPodsは正直使い物になりません。

というわけで普通に使っていれば2年でほぼ必ずバッテリーは劣化するので、AppleCare+は入っておいた方がいいのです。

これはAppleCare+を使って1回はバッテリー交換出来る前提で考えてみましょう。

つまり購入日から2年経つ1ヶ月くらい前にバッテリー劣化で修理依頼を出すのです。

そうすればまた復活したAirPods Proのイヤホンを使うことが出来ます。

そのまま使うもよし、家族にあげるもよし、ネットオークションで売るもよしです。それはあなたの自由です。

このように4年は使える事を考えたらAppleCare+は付けておいた方がよいということになります。

因みに、僕は「購入後2年後の1ヶ月前の日にGoogleカレンダーかAppleのカレンダーで修理依頼する予定」を入れています。

こうすれば忘れないことでしょう。(笑)

※これはあくまで個人の見解であり交換出来ることを保証するものではありません(が、経験談としは2年後へたるのは確実なので間違いないかなと。)

Twitterでの口コミ

AirPods Proを使いながら、カフェにて作業してます😌
ノイズキャンセルしつつ音楽を聴くと、かなり集中できますね。音量はそこまで上げなくても、ノイキャン性能が高いので、とても静か。近くにオバさんが来て、わりと大声で会話したら、すこしノイズになるかもですが、会話内容は判別できないはず

音量はそこまで上げなくてもよくなったのが、耳にも優しくなった気がします。

今までBoseを使っていましたが、AirPods Proのノイズキャンセルは凄い。

これでフライトが快適になりました。
お勧めです!

AirPodsProのノイキャンがあれば飛行機内はさぞ快適なことでしょう。

ついにAirPods Proをゲット
これは浪費ではなく勉強への投資。

噂のノイズキャンセルがどの程度の実力か試してみたいところです✨
心がApple神に染まりつつある…

#プログラミング初心者

これだけで集中度が高まることを考えると投資としては安いものですよね

まとめ

以上が僕のAirPods Proのレビューでした。

最後に本記事の内容を振り返ると、

AirPods Proとは
  • ノイズキャンセリングは何かを集中したい時に抜群の効果を発揮する!
  • ノーマルAirPodsは無かった耐汗耐水でランニングの時でも安心して使える!
  • 買うならAmazonでOK。AppleCare+はつけておけば4年は使える

ということでした。

これからのあなたの耳のお供にAirPods Pro、いかがでしょうか😉

AmazonのApple Care+がセットとなったAirPods Proのページはこちらです。

現場からは以上です。


2022年7月20日追記)

2年後になってバッテリー交換を依頼してみた記事を書きました。

【交換されない】AirPodsProをAppleCare+終了前にバッテリー修理依頼してみた

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