【国産PCで一番オススメ】VAIO SX14の実機レビュー!

VAIO SX14ってどんなPCなの?使い勝手はいい感じ?

こんにちは!カフーブログのタカフです。

僕の手元にVAIO SX14が届きました!!👏🎉🎊

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やっぱVAIOの天板の手触りは最高やっ!

こちらPC・デジタルフェア2020のプレゼントキャンペーンに応募してみたら見事当選し、VAIOさんから「VAIO SX14」が送られてきましたのでこのPCの実機レビューを記事にしたいと思います。

本記事を最後まで読むと、

  • VAIO SX14とはどんなPCか
  • VAIO SX14の良かった所・悪かった所
  • VAIO SX14はどこで買えばいいか

等がわかってきます。

それでは本編です。

僕のVAIOとの思い出

まず始めに僕のVAIO愛をちょこっとだけ挟ませてください🙇‍♂️

僕は昔から基本的にSONYが好きでして、PCに関しては今までVAIOシリーズを3台ほど買ってきました。

2007年に初VAIO「VGN-TZ90S」を購入。

これを持ってよくマクドナルドでドヤって仕事してたなぁ🍟

これは本当に名機でしたね。

最終的にはこのPCにメモリ増設・SSD換装や、この中にLinux入れたりとか色々いじり倒しました👴

次に2011年にはVAIO Sシリーズの「VPCSE1AJ」を購入。

価格.com - VAIO S(SE)シリーズ VPCSE1AJ の製品画像
ファン音がジェット機みたいなのがタマニキズでしたね。

写真を撮っていなかったのが悔やまれますが、このPCはこの2011年時点でノートPCなのにIPS液晶を搭載してたので液晶が綺麗でかなりお気に入りでした💖

しかも15インチで2kgだったというのもこの時代では革命的だったのです。

そして2015年にSONYからVAIO株式会社となって「VAIO PRO 13 mk2」を購入

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これこれ!スペックや外部ポートなど欲しいものが全て詰まっていました。

13インチでフルHD・Core i5 / 8GB / 256GB・無駄のない心地よいキーボード等、これもかなりの名機でしたね。

以上のようなVAIO遍歴を歩んできました。

そう、僕はVAIOがめっちゃ好きだったわけです💕

そして、今回紹介するこの「VAIO SX14」は、僕が名機だと認めた「VAIO PRO 13 mk2」の後継機種と言ってもよく、筐体サイズはほぼそのままで液晶が14インチに拡大したPCなんですよね!

だから「VAIO PRO 13 mk2」で好きだったあの打鍵感とか、「VAIO SX14」にはそう あるんですっ!(©川平慈英)

本記事はそんなVAIO野郎による「VAIO SX14」のレビューとなります。

VAIO SX14のスペック

僕のこの手元にあるVAIO SX14は2018年製のものなので、ここでは2021年現在で最新のVAIO SX14のスペックを紹介します。

項目 スペック
OS Windows 10 Home
Windows 10 Pro
CPU インテル® Core™ i3-1005G1 プロセッサー
インテル® Core™ i5-1035G1 プロセッサー
インテル® Core™ i7-1065G7 プロセッサー
メモリー 8GB/16GB/32GB
(全てLPDDR4x)
液晶 サイズ : 14インチ(16:9)
解像度 : 1920 x 1080 / 3840 x 2160
表面 : アンチグレア
ストレージ 128GB / 256GB / 512GB / 1TB / 2TB
から選択可能
外部端子 ギガビットイーサネットポート
USB-C x 1(USB 3.1 Power Delivery対応)
USB-A x 2(USB 3.0)
HDMIポート
D-Subポート
SDカード スロット(SDHC, SDXC対応)
Wi-Fi Wi-Fi 6対応
LTE オプションで可能
生体認証(Windows Hello) 指紋認証
顔認証もオプションで可能
カメラ CMOS センサー搭載HDウェブカメラ 92万画素
CMOS センサー搭載Full HDカメラ 207万画素(顔認証オプション選択時)
キーボード 日本語配列 / 英語配列
バックライト搭載
バッテリー駆動時間 約21.0~22.7時間(Full HD選択時)
約9.0~9.6時間(Ultra HD(4K)選択時)
サイズ 約幅320.4mm×高さ15.0~17.9mm×奥行222.7mm
重量 約999~1023g(Full HD選択時)
約1028~1052g(Ultra HD(4K)選択時)

この通り快適に仕事出来るスペックのところは一通り揃っている感じですよね💻

このスペック表では語りきれないVAIO SX14の良かったところ悪かったところを紹介します。

VAIO SX14のここが良かった7つのポイント

ここでは僕が個人的に思ったVAIO SX14の実際に良かった7つのポイントを紹介していきます。

1. 14インチ液晶はどこでも仕事出来る

まずはやはりVAIO SX14といえばこちらですよね。圧倒的存在感を放つ14インチ液晶

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13インチ級ノートPCでこの液晶サイズは素晴らしい👍

13インチ級ノートPCの筐体でありながら極限までベゼルを狭める事で14インチ液晶を実現しています

13インチ級のノートPCは当然13インチ液晶が主流なのですが、
このVAIO SX14は文字通り14インチ液晶なんですよね。

これは特に外で仕事する事が多い人にメリットをもたらします

PC作業において画面が大きければ作業効率は良くなりますが、
15インチクラスのノートPCだとどうしても重くなってしまい2021年現在でも大体2kgくらいが相場となり、正直持ち運びにはつらい重さです。

でもこのVAIO SX14は13インチクラスの筐体なのに14インチ液晶なので、
コンパクトでありながら液晶が大画面故にかなり見渡しやすくなっています

さらにIPS液晶なのでどの角度から見ても色味が変わりません。

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この角度から見てもこの色味!

VAIO SX14と冠するだけあってやはりこのポイントは外せないですね😎

2. このサイズで999gという驚異の軽さ

そしてその14インチの液晶を搭載しておきながら999gという驚異の軽さ!

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実測値だと989gでした。いや軽すぎww

13インチクラスのPCは、結構頑張ってDellとかhpとかだと1.2kgくらいの重さだったりしますが、
VAIO SX14はこの14インチ液晶なのに1kgを切っています

この999gというギリギリ1kgは超えさせない所にVAIO職人さんの技術が感じられますよね👨‍🦳

999gならずっとカバンに入れていても肩や腰は痛くならないことでしょう。

3. 安心のキー配置と最高の打鍵感

僕はVAIO PCのこれが好きなのです。そう、安心のキー配置と最高の打鍵感

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マニアックな話だけどEnterのこのサイズ感が一番美しいです。

実は海外PCに結構ありがちなんですけど、
海外PCの日本語キーボードって割と奇をてらった配置になることが多々あるんですよね。

Enterキーがやたら細かったり、Enterキーの右にPage Up / Page Downが並んでいたり、そもそも日本語キーボードを大幅に配置変えたり、とかですね。

そうなると嫌なのが押し間違いが多くなること。

だからキー配置って実は超重要。その点このVAIO SX14は基本に忠実なキー配置なので安心です。

さらにVAIO SX14は打鍵感も実はこだわっています。

VAIO Pro 13 mk2の頃からそうだったのですが、打鍵感はかなり心地良いです。

僕はノートPCのパチパチとしたタイピング感が好きなのですが、VAIO SX14のタイピング感はまさしくそれでした。

僕は結構強めのタイピングですが(笑)、通常のキーボードよりは静かです。

こちらYouTube撮影でも使っているまぁまぁ高性能なマイクで録音しているのでわりとリアルな音だと思います。

もしもノートPCキーボードランキングなるものがあるとしたらかなり上位に入りますね😉

4. USB-Cポート1本でモニター表示・給電・USBハブにもなる

VAIO SX14にはUSB-Cポートがあるので、USB-Cハブがあればケーブル1本でいきなり拡張出来ます。

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USBハブなら僕はANKER一択です。

このようにUSB-Cハブ(ANKERがオススメ)があればUSB-Cケーブル1本挿すだけでモニター出力・充電・USBハブになりえます。

でも僕のオススメとしてはせっかくなのでUSB-C接続の出来るモニターですね。

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USB-C接続の27インチ4KモニターならDELL U2720QMがオススメ

USBハブすら必要とせず、ケーブル1本でドッキングステーションになるのです。

こうすれば机がスッキリするんですよね。

USB-Cは室内作業と外出作業で切り替える事が多い人には意外と素晴らしきメリットです。

5. バッテリー駆動時間が尋常じゃなく長い

なんとVAIO SX14はバッテリー駆動時間が20時間もちます。

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PC裏はこんな感じです。ここに大容量バッテリーセルが詰まっているのでしょう。

外出先で作業する人ならPCの長時間バッテリーは欠かせないですよね。

液晶が14インチであることも相まって外出先に強いPCと言えます。

さらに、急速充電にも対応しているからパッと充電してサッとまた外に出るという事も可能です。

短時間で急速に充電ができることを表したグラフ

さらにさらに、ACアダプター自体も小型で200gしかないのでPCと合わせて1.2kgならカバンに常に入れておくというのもありですね。

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僕のオススメのモバイル運用としては、先程紹介したUSB-CハブかUSB-C対応モニターを買うことです。

そうすれば充電はUSB-Cからで出来るようになるので、
ACアダプターは緊急用としてカバンに常備しておくことが出来ます

ACアダプターの抜き差しってコンセントの抜き差しなので地味に面倒ですが、PC側でのUSB-Cの抜き差しだと楽です。

6. この薄さに豊富な外部端子を搭載

これ1台で外部端子に困ることはないんじゃないですかね。

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海外メーカーのPCは結構外部端子はUSB-Cだけであったりしてシンプルになりがちなのですが、
VAIO SX14の外部端子は日常的に使える端子を一通り揃えています

しかもこの薄さに!!

LANケーブル端子のところとかよく考えて作られていますよね。

VAIO SX14はカバーを開くとキーボードが入力しやすいように斜めになりますが、その時の空間を活かしてLANポートを差せるスペースを確保しているのです。

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素晴らしい設計です。

7. 指紋認証はマスクしていても関係ない!

VAIO SX14には標準で指紋認証が付いています。

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Windowsロック状態からここに触れるだけで秒で認証解除されます。

今の時代マスクしている機会が多くなったので、実は顔認証よりも指紋認証が再注目されつつあります。

VAIO SX14はオプションとかではなく指紋認証が標準搭載されているので必ず使えます。

写真の指紋認証部分に触れると一瞬でWindowsロック解除してくれるので、めちゃくちゃ快適です。

一度このロック解除を体験するともうパスワードでのWindowsロック解除する時代には戻れないですね😣

VAIO SX14のここが悪かった3つのポイント

良い面ばかりではなく悪い面もあります。

ここでは僕が思ったVAIO SX14の悪かった3つのポイントの紹介です。

1. トラックパッドが少し小さい

この時代にこのトラックパッドのサイズは少し残念でしたね。

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このスペースを考えるとまだまだトラックパッドは大型化出来そう

最近のノートPCトレンドとしてはトラックパッド大型化されてきているので、ここはもう少し大きくあって欲しいところでした。

といっても操作しづらいかと言うとそうでもなく、必要十分なサイズでもあるのでキビキビとして基本快適に動作します。

トラックパッド上の滑りも良好ですしね。

2. ディスプレイアスペクト比が16:9

こちらも最近のトレンドとしては16:10か3:2ですね。

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もう少し縦に大きくして欲しかったな

恐らく地デジ放送が始まった時くらいから16:9というトレンドが出来てノートPCの液晶サイズも16:9であることが多くなったと思うのですが、

今の時代は縦が少し長い16:10から3:2が主流と言えます。

Macbook Pro や Surface Pro もそうですし、Dell XPS 13 や HP Spectre 14もそうなっています。

縦に少し長い方が Word・Excel・Webなど1画面で見れる量が多くなりスクロール回数も減るので、ビジネス向けに特化するなら尚のことですね。

実用には全く問題ありませんが、こちらは今後に期待したいところです。

3. 外部端子の配置

これは隠れたユーザービリティだと思うのですが、
外部端子のそれぞれの端子の場所はデスクトップ化する時の事を考慮した配置にして欲しかったですね。

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たくさんの端子をつなげると不格好。。

これはVAIO Pro 13 mk2 の頃から常々思っていた事ですが、

ノートPCと外部モニターやキーボードを接続する時にデスクトップ化する際に必要な端子を同じ側面にもってきて欲しいのです。

じゃないと上記の写真の通り左右からケーブルが出ている形となり、ケーブルの取り回しが面倒になるんですよね。

ちょっと昔のUSB-Cのみではななかった頃のMacbook Pro は同じ側面にデスクトップ化する端子が配置されていました。

image-20210126101648923この通り電源・Mini DisplayPort・USB が集約するからこの側面だけでデスクトップ化出来るのです

もちろんそんな事は公式サイトには書かれていませんがAppleならそこまで考えて作っていると思うのです。

とはいえ今はUSB-CやBluetoothなどありますから、この必要性はそこまで無くなりましたけどね😛

VAIO SX14の気になる疑問

VAIO SX14 1台で2台の4Kモニター出力は可能?

VAIO SX14にはUSB-CとHDMIが備わっています。

ということで、ノートPCのデスクトップ化を好むユーザーなら、その2ポートを使って4Kのデュアルモニターって出来る?と思うのが世の常なわけです。

早速試してみました。

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HDMI出力はハブをかましてないけど30Hzでした

おお!3画面出力が出来ました!

但し、4KモニターだからなのかHDMI接続のモニターのリフレッシュレートは30Hzとなってしまいました。

USB-C接続のモニターのリフレッシュレートはちゃんと60Hz出ていました。

まぁ4Kモニター2台ってあんまり買う人いないからOKな範囲ですかね😅

VAIO SX14を買うならどのスペックがオススメ?

さて、VAIO SX14を買うならどのスペックがオススメ?という疑問ですが、丁度いいのがあります。

僕はこちらのスペックをオススメします。↓

Core i5 / 8GBメモリー / 256GB(第3世代ハイスピードPCIe)

このスペックで選んでおけばまぁ大抵の作業がサクサク動作します。

もちろんこれを裏付ける理由はあります。

CPUはCore i3だとデュアル(2)コアになるのでそれだけで性能ダウンします。

かと言ってCore i5とCore i7では実はそこまで体感出来る程の性能差はないので Core i5がベストです。

メモリーは8GBあれば十分でしょう。大抵の作業がサクサク動作します。

ストレージは第三世代ハイスピードPCIeがオススメです。

ストレージ速度というのは全体的な体感速度にも現われやすいので、ここは第三世代ハイスピードの256GBが良いです。全体的にサクサク動作するはずです。

というわけで、 Core i5 / 8GBメモリー / 256GB(第3世代ハイスピードPCIe) を基準として考えればOKかと思います。

VAIO SX14を買うならどこがいい?

VAIO SX14を買うならどこがオススメかというと、

VAIOストアが意外とオススメです。

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VAIOの公式ストアではクーポンが結構配布されているので定価より安く買えたりします。

一度チェックしてみる価値はありますね。

VAIO ストアのVAIO SX14

しかも公式ストアならスペックを細かく選択出来るので自分好みにあったVAIOにすることが出来ます。

つまり上記のオススメスペックをベースとしてさらにOfficeの有無等の細かい選択が可能というわけです。

まとめ

僕から見たVAIO SX14のレビューとしては以上になります。

さすがSONYから生まれたPCだけあって、そのDNAは未だに受け継がれている気がしますね😉

最後に本記事の内容をおさらいしますと、

VAIO SX14とは
  • 13インチ級ノートPCなのに14インチで大画面、しかも超軽量
  • 20時間もつロングバッテリー、豊富な外部端子でビジネス向けに最適
  • 国産PCの中ではVAIOが一番デザイン良い(気がする)
というようなPCでした。

これは完全な個人の意見ですが、他の国産PCってな~んか好きになれないんですよね。

そんな中でVAIOは性能とデザインのバランスが丁度良いPCで好きです。
(単純に昔から買っているからというのもありますけどね)

国産PCで迷ったら、VAIO SX14という選択肢はアリです💖

現場からは以上です。

VAIO ストアのVAIO SX14

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